自転車エルゴメーター、と呼ばれる運動器具は
かなり以前から存在・市販されている。5千円程~。
むー工房coppa-g.infoは 敢えて手作りした。
ペダルを回転させる足への反力をリズミカルに
感じられる機構にして、飽きずに続けられる
こぎこぎ(エルゴメーターでなく)だ。
クランク(ペダル)の長さを100mmと短くしている
回転計数器 を取り付けて、達成感を盛り上げる
ペダル1回転で3m輪行とした
反力の変動は以下の通り、エルゴメーターとは全く異なる。
ペダルを1回転させたときの反力の変化をグラフにした
分かりやすく表現するために、グラフを上下に
描いているが、左足への反力も+(プラス)です。
反力 と表現すると、踏みつける力をイメージして
しまうけど、実際は足を持ち上げる力を使い、
足を持ち上げる筋力を鍛えることになる。
反力には、足の重さを掛ければ十分コギコギ出来る。
市販されているほとんどの
エルゴメーターは、反力が0になることは無い。
自転車と冠しているが、全く異なる運動器具です。
極論すると、競輪選手の訓練用具である。反対に、
コギコギは、リズム良く漕ぎ続けられる。
ここからは、メカニズムを解説。
反力の材料はゴムチューブを切り出して使用
パンクしたゴムチューブの 再利用。
チューブ太さの2/3を使用した。
反力の調整は、ベルトの張り具合で強くも弱くも出来る。
使用した 部材の費用 は以下のようです。
1)木板材
1.フレーム ¥2,000.-
2.ローラー支持材 ¥300.-
3.カバー・
2mmベニヤ板 ¥330.-
4mmベニヤ板 ¥450.-
4.ベルト保持材他 ¥300.-
2)ペダル関連(一輪車を分解して転用)
※全体重を掛けての使用は想定して無いが
誤使用の時も 破損・けが を無くせる。
¥12,200.-
(中古品なら ¥3,000.-)
軸受け固定用ボルトナット
¥500.-
3)反力獲得用のゴムベルト(一輪車から)
4)ゴムベルト緊張用のローラー&ピン
ローラー ¥700.-
ピン(リベットピン)¥300.-
(こぎこぎはジャンク品の真鍮パイプ)
5)回転計数器
(秋月電子キット)¥1,800.-
( 〃 磁気スイッチ)¥200.-
6)計数器ホルダー他
ケース(ベニヤ板端材)
ケース用開閉ヒンジ ¥350.-
キット・スイッチ 接続コネクタ(ジャンク品)
磁気スイッチ用磁石 (ジャンク品)
7)その他、木ねじ、接着剤、ペイントはジャンク品
、ペダルカバー(素足では痛い)
牛乳パック、セロテープ
合計 ¥18,730.-
コメント 市販品では、もっと廉価なのもあるが、
反力の変動するメカニズムは見当たらない。